とある政府が仮想通貨テザーを公式通貨に指定!
今ではニューヨーク次期市長がビットコインで給与を受け取ると表明するなど、政府でも活用が進んでいます。
12月11日、新たに仮想通貨を公式通貨にすると発表した政府がありました!
ミャンマーの亡命政府「国家統一政府(NUG)」は12月11日、ステーブルコインのテザー(USDT)を公式通貨にすると発表しました。NUGの財務省がFacebookの投稿で明らかにしています。
NUGは、国軍に追放された市民政府の指導者と民主化運動グループの連合体です。
ミャンマーでは、2021年2月に国軍がクーデターを起こし、民主化指導者のアウンサンスーチー氏らを拘束しています。
テザー(USDT)とは?

テザー(USDT)は、テザー社が発行する、米ドルの価値に1:1で連動するステーブルコインです。
テザー社は発行するUSDTと同量のドルを保有しており、USDTの価値を担保しています。
多くの仮想通貨と違い、USDTは価値が安定しているため、バイナンスなどの大手仮想通貨取引所でも基軸通貨として利用されています!
ステーブルコインであるUSDTを公式通貨にする意義

ミャンマーでは軍が政権を掌握してから、法定通貨チャットの価値が下落を続けています。
(ちなみに、ミャンマーではUSドルも使えます。)
そのため、USDTを公式通貨にすることで、ミャンマー国民は自分の資産を守ることにもつながります。
ミャンマーの亡命政府だけでなく、政府が腐敗している国、インフレが激しい国では、今後も仮想通貨の利用が進むでしょう。
日本でもインフレ率の上昇などにより、仮想通貨の利用が進むかもしれませんね!
今日はこれで以上です。
私が運営するWebメディア「暗号資産総合研究所」では随時仮想通貨を活用する国・自治体について随時アップデートしていきますので、興味があれば見てみてください。
ではまた!
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