No.171_質問回答会-Openseaに出品しただけではNFTではない?他
読者の方からご質問いただいたので回答します!
私の回答が間違っていたら指摘してください・・!
実践およびDYORしてから質問される姿勢、素晴らしいです。
書籍の記述にしたがってOpenseaに静止画を出品してみました。
しかしネット上では「Openseaは出品しただけではNFTではない」という声が聞かれ、DYORを実践して調べてみますと「Openseaは出品が無料な代わりに購入されるまでブロックチェーンには記録されない(ミントされていない?)」との説明が散見されました(つまり購入されて購入者がガス代を支払ってミントされた段階で初めてNFTとなる)。
これは本当なのでしょうか?
結論から言うと、Openseaに出品するとその時点でNFTとなります。
出品と同時にミント(NFTの発行)されるからです。
ちなみに、NFTを発行する際にも基本的にガス代はかかります。
(Polygonではガス代を払わずとも発行できます。)
<質問②>ERC-1155のNFTは唯一無二ではない可能性がある?
https://support.opensea.io/hc/ja/articles/360063450733
下記のご質問もいただきました。
NFTの規格に関しては私も知識が曖昧だったところもあったので、良い勉強になりました。
質問①と関連するのですが、Openseaで出品する際に「一度の出品処理で数量を100などに設定」できますが、それをやると購入されてミントされたNFTが「唯一無二ではない」と聞きました。
画像をNFT入場券にして同時に多人数に配布する際には便利だそうですが、100個にシリアルナンバーなどは無く、購入した人がもつNFTは100個すべて同じID(トークンID?)が付与されてしまうからだと調べて理解しました。
ゆえに同じ画像でも100個をそれぞれ唯一無二のNFTにしたい場合には1つずつ100回出品処理を行わなければならない。
そして購入する側は唯一無二のNFTが欲しい場合、それを見分けるにはERC-1155ではなくERC-721となっている出品を選べば間違いがない(ERC-721は同時に複数発行ができないから)。
これは正しい理解でしょうか?
(以下、略)
結論、概ね正しい理解と言えます。
個人的には、ERC-1155だと「唯一無二ではないNFT」である、という見方をすると違和感を感じます・・
そもそも、NFTとは唯一無二なわけですからね・・
ここは他の有識者の方の意見も伺いたいところです。
下記、OpenSeaの見解を貼っておきます。
OpenSeaでは半代替性NFTという言葉を使っていますね。
半分唯一無二のNFTということかな・・
1/1 NFT (Ethereum でのトークン規格は ERC-721 ) は上述した非代替性トークンのオーソドックスな定義です。NFT はそれぞれに一意であり、他の NFTと明確に区別されます。
半代替性 NFT (Ethereum でのトークン規格は ERC-1155 ) は NFT とやや異なります。半代替性であるため、アイテムそのものは他の NFT と明確に区別されます。数量は1より大きくなることもあり、ゲームアイテムやコミュニティの会員証の作成に最適です。
ということで、満足にお答えできなかった部分もあったかもしれませんが、ご質問いただきありがとうございました!
「NFTやメタバースに関して質問どうぞ!」と私から言う機会は多いのですが、「何を質問していいかわからない」と高確率で返されるので、質問いただけると嬉しいです。
今後もぜひぜひご質問をお寄せください!
今日はこれで以上です。
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